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不動産の雑学として知っておこう

不動産に関しても、知っておきたい民法の実用知識があります。
例えば、一回の家賃の遅延で、家主はすぐに契約解除ができるのでしょうか。
もちろん、家賃の支払いは賃借者の義務ですが、そのわずかの遅延でも債務不履行により契約解除されてしまっては賃借者には少し酷な話です。
遅延が家主との信頼関係をダメにするほどの内容であるのかがポイントです。
その多くの場合は3ヶ月程度の遅延であるのかどうかで、一回で家主の解除権行使がなされれば、その権利は濫用として否定されます。
他には、不在の人の土地上に長年、木を勝手に植えていれば時効取得できるのかという話で、地方での実話でもある内容です。
取得時効の制度は、善意の者で10年、悪意があれば20年の目的物の占有で目的物の所有権を取得できます。
他人の土地に木を勝手に植えて占有を継続している者は、他人の土地であることを知っていても20年でその土地を時効取得できるようです。
こうした知識や雑学も、何かしら為になり得るでしょう。

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